川崎市教育委員会は7日、男児の頬を平手でたたいたとして川崎区の市立小学校の男性教諭(51)を、不注意で男子生徒に軽いやけどを負わせたとして多摩区の市立中学校の男性教諭(42)を、それぞれ減給1カ月の懲戒処分にしたと発表した。
市教委によると、小学校教諭は8月29日、校外学習のグループ分けに参加せずに折り紙をしていた男児を注意。折り紙を取り上げたところ「じじい、(教師を)辞めろ」などと暴言を浴びせられ、男児の左肩をつかんで立たせようとした。男児がその手を振り払おうとした際に、左頬を平手で1回たたいた。男児は鼻血を出したという。
中学校教諭は7月11日、顧問をしている柔道部の練習で、遠心力で握力を鍛えるボール状のトレーニング機器を自ら使用。摩擦熱を帯びていた器具の一部分を誤って男子生徒の左腕に当ててしまい、軽いやけどを負わせた。
市教委は両教諭の学校の校長に対し、口頭注意した。
(神奈川新聞社)
また、教師による体罰事件です。
毎日のように体罰が起こりますね。
しかし、今回の件は一概に、教師に非があるとは言えないのではないでしょうか。
事件の詳細について詳しく見ていきたいと思います。
事件の詳細は?
小学校教諭の件
川崎区の市立小学校の男性教諭(51)は、8月29日、校外学習のグループ分けに参加せずに折り紙をしていた男児を注意したそうです。
折り紙を取り上げたところ「じじい、(教師を)辞めろ」などと暴言を浴びせられ、男児の左肩をつかんで立たせようとしたところ、男児がその手を振り払おうとした際に、左頬を平手で1回たたいたとのことです。
体罰はもちろん良くはありませんが、これは、必ずしも、教諭だけが悪いわけではないですよね。小学生のほうも家庭教育の問題がありそうです。
しかし、男児は鼻血を出したそうなので、もちろん、体罰はいけませんし、やり過ぎではあるかと思います。
中学校教諭の件
多摩区の市立中学校の男性教諭(42)は7月11日、顧問をしている柔道部の練習で、遠心力で握力を鍛えるボール状のトレーニング機器を自ら使用し、摩擦熱を帯びていた器具の一部分を誤って男子生徒の左腕に当ててしまい、軽いやけどを負わせたとのことです。
これは、もちろん、良くないことですが、あくまでも過失なので、謝って済む問題なのではないかと思います。
学校はどこ?教師の氏名・顔画像は?特定?
川崎区の市立小学校、多摩区の市立中学校としか公表されていませんので、学校を特定することができません。
また、市立小学校の男性教諭(51)、市立中学校男性教諭(42)としかわかっておりません。
今回の件については、一方的に悪いわけではないので、公表の必要はないかと思われます。
教育委員会の処分は?
市教委はそれぞれ減給1カ月の懲戒処分とし、両教諭の学校の校長に対し、口頭注意したとのことです。
これは、そこまでするほどのことではない気がしますね。
もっと悪質なのに、隠蔽されていたりすることも多いでしょうし。
小学校の教諭に関しては、どちらも謝罪の必要があるでしょう。中学校の教諭は、故意ではないので、誠意をもって謝罪すれば済むと思います。
教育委員会も敏感になっているようですが、少しズレている気もしますね。