加害側の教員は30~40代の男性3人、女性1人。LINEで別の女性教員らに性的なメッセージを送るよう強要。男性教員の車の上に乗ったり、その車内に飲み物をわざとこぼしたりした。
また、コピー用紙の芯で尻をたたいて腫れさせ、「ボケ」「カス」といった暴言を頻繁に浴びせていた。男性教員は「羽交い締めにされ、激辛カレーを無理やり食べさせられたり、目にこすりつけられたりした」とも訴えているという。
(神戸新聞NEXT)
いじめだという報道ですが、職場での立場関係を背景としているので、パワハラに該当しますね。

それどころか、明らかな犯罪行為です。
これが子どもたちに教育を行う、教師であるなんて、考えられません。
むしろ、自分たちが、もう一度、一から、教育を受けるべきです。
このような人たちが、わが子の小学校の教師だと思うと、ぞっとしますよね。
いじめ(パワハラ)の内容とは
- LINEで別の女性教員らに性的なメッセージを送るよう強要
- 男性教員の車の上に乗ったり、その車内に飲み物をわざとこぼす
- コピー用紙の芯で尻をたたいて腫れさせる
- 「ボケ」「カス」といった暴言を頻繁に浴びせる
- 羽交い締めにされ、激辛カレーを無理やり食べさせられたり、目にこすりつけられたりした
本当にひどいですよね。
「ボケ」「カス」といった暴言を頻繁に浴びせるというのが、小学生の子どもたちの通う、小学校という教育の現場であるというのが信じられません。この4人の加害者は、普段、小学生の子どもたちに対し、適切に接することができてたのか、学校・教育委員会としては、明らかにする必要があるのではないでしょうか。
どのような犯罪に該当するのか
- LINEで別の女性教員らに性的なメッセージを送るよう強要
→強要罪 - 男性教員の車の上に乗ったり、その車内に飲み物をわざとこぼす
→器物損壊 - コピー用紙の芯で尻をたたいて腫れさせる
→暴行罪 - 「ボケ」「カス」といった暴言を頻繁に浴びせる
→侮辱罪 - 羽交い締めにされ、激辛カレーを無理やり食べさせられたり、目にこすりつけられたりした
→強要罪?傷害罪?
これらの犯罪が該当するのではないでしょうか。
学校・教育委員会ともに、適切な対応を取ってくれることを願います。
学校・市教育委員会の対応は
一連の行為について、同校の管理職は今年6月ごろ、別の複数の教員からの相談をきっかけに把握し、加害側の教員を指導し、市教育委員会には、7月に「人間関係のトラブル」などと報告したそうです。

別の複数の教員からの相談とありますが、結構、大掛かりなパワハラ行為だと思いますので、善意のある周りの同僚がいて、本当によかったです。
その後、9月になって市教育委員会は、男性教員の家族から男性教員の状態について連絡を受け、事実関係の調査を始め、被害の内容や時期、回数など詳細を確認した上で処分を検討するもようで、加害側の4人は10月に入って休んでおり、市教委は速やかに人事異動などで人員を補充する方針とのことです。

この状況でも、加害側の4人が、10月までは勤務していたということですよね。異常としか思えません。その間にも、被害男性や子どもたちに危害がなかったことを望みます。
男性教員側は、処分内容や職場の改善状況を踏まえ、刑事告訴について検討するとのことです。

刑事告訴だけでなく、民事も行い、この4人には相応の罰を受けて、反省してもらいたいものです。また、現段階では、4人の氏名や顔写真は出回っていませんが、ネットでは、特定しようという動きが見られます。そのような行為は無関係の人を冤罪に巻き込む可能性があります。
そのようなことになれば、この加害者同様、もしくは、それ以上の犯罪行為になり得るので、自重してもらいたいものですね。
その後、市教育委員会は10月4日午後、市役所で記者会見を開き、加害者側の教員によるいじめ行為を認めた上で、「児童、保護者をはじめ、市民の信頼を著しく失墜する行為で、心からおわび申し上げる」と謝罪しました。
加害側の教員は学級担任など同行の業務から外され、7日付の人事異動で市教委から2人、他校から1人の教員を市立東須磨小学校に配置するとのことです。
関係者の処分については、事実関係を調査後、それに基づいた対応を厳正に行う方針です。
また、今回の記者会見により、男性教員以外に3人の20代教員もいじめ行為を受けていたことが明らかになりました。
うち女性2人、男性1人で、女性へのセクハラ行為があったほか、男性に対しては、ポンコツの意味で「ポンちゃん」というあだ名を付けて呼んでいたそうです。
次々と明らかになるいじめ行為の数々を改めて加害側にはしっかりと見つめ直してもらって、こういったことが二度とないように学校側、そして市教委側でも対策してほしいものです。