東京消防庁は25日、牛込署の男性署長(56)を人事部付とし、後任に宇田川崇・6方面本部副本部長を充てる人事を発表した。発令は26日付。
同庁によると、牛込署の男性消防司令(47)が11日に死亡。自殺を図ったとみられ、同庁に対して、「署長によるパワハラがあった」と匿名の情報提供があったという。
男性署長は10月1日付で着任。同庁は人事異動の理由について、「署の態勢を立て直すため」としており、パワハラの有無について事実関係の確認など調査を進めている。
(毎日新聞)
またまた、消防署のパワハラ事件です。
パワハラについてはこちらに詳しく記載しています。

今後、施工されるハラスメント規制法は、パワハラの根本解決策になるでしょうか?

また、消防士の不祥事です。
消防士の事件はこちらです。





さて、事件について詳しく見ていきましょう。
事件の概要は?
東京消防庁によりますと、今月上旬、新宿区の牛込消防署に勤務する47歳の消防司令の男性職員が死亡したとのことです。
この男性は、自殺を図ったとみられていて、上司にあたる牛込消防署の署長からパワハラを受けていたという匿名の情報が、その後、東京消防庁に寄せられているそうです。
匿名の情報は、内部からのパワハラの告発なのでしょうか?
そうであれば、パワハラがあったのは事実であり、この署長の行為は許されるべきものではありません。
牛込署長の処分は?
牛込署長は、「人事部付」という状態になっています。
これは、今後、どのように処分がなされるのかが、明確になっていない状態であり、身分をそのままにしているということかと思われます。
そのため、今後、真相が明らかになるとともに、適切な処分が下されるということでしょう。
しかし、怖いのは、消防署という閉ざされた組織の中であり、署長という上の立場の人間に対するものです。
隠蔽を行いがちな公務員という組織であり、不祥事の多い、消防署の事案です。
本当に正しい判断がなされるのでしょうか。
牛込消防署署長の氏名や顔画像は?特定か?
牛込署の男性署長(56)としか発表されておらず、氏名や顔画像については不明です。そのため、個人情報等も特定されておりません。
わかり次第追記いたします。