インフルエンザハラスメントとは?完治前出勤への対処法とは?

ハラスメントの種類と解決策
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インフルエンザハラスメントとは、インフルエンザだと診断されているにも関わらず、欠席の連絡をしても休ませてもらえなかったり、心ない言葉を投げかけられたりする嫌がらせ行為のことを指します。

特に、インフルエンザが流行する冬の時期には、会社内での問題として浮き彫りになることが多く、最近でもニュースでよく取り上げられています。

ある意味、上司から休むなと圧をかけられて、体調が悪いのにも関わらず出勤することになるのですから、パワハラにも該当するといえるでしょうね。

 

こちらの記事では、インフルエンザハラスメントの定義や事例、対処法や解決策についてご紹介します。

 

 

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インフルエンザとは?

インフルエンザハラスメントについてお話する前に、まずはインフルエンザについて軽くご説明いたします。

 

インフルエンザの種類

インフルエンザとは、主に冬の時期である11月~3月にかけて流行する感染症の一つです。

特に、インフルエンザは年度によっても流行する時期が異なったり、流行する型も異なるほか、新型のインフルエンザが出てきたりと、厄介な感染症であるといえます。

 

インフルエンザの型は大きく3つに別れます。

  • A型…39度~40度を超える高熱が出て、強い関節痛や倦怠感がある
  • B型…37度台の微熱が続き、腹痛や下痢、吐き気や嘔吐などの消化器症状が現れる
  • C型…風邪の症状とよく似ており、A型やB型と比べると比較的症状は軽い

 

大きく人に流行するのは、A型とB型です。

C型は、一度免疫がつけば感染することはないと言われており、大体の場合は成人している大人であれば免疫を持っていると言われています。

そのため、C型に感染するといっても、十分な免疫力を持てていない4歳未満の幼児であるとされています。

 

インフルエンザでの休息の目安

インフルエンザに罹った場合、幼稚園や学校では「発症した後5日を経過し、なおかつ解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで」とされています。

しかし、これは幼児・児童生徒の目安であり、成人した大人に関しての出勤自粛期間は定められておりません。

最低でも解熱した後2日は出勤を自粛する必要があるとされていますが、感染のリスクを避けるためには、業務上可能であるならば、発症した翌日から7日を経過するまでは自宅で療養するようにした方が賢明だとされています。

 

 

インフルエンザハラスメントとは?

新ワードとして、「インフルエンザ・ハラスメント」が新たに知られるようになりました。

特に、流行する時期であると言われている、11月~3月までの時期には、インフルエンザに関する職場での嫌がらせ行為も多く報告されており、それがハラスメントとして話題になり、ニュースでも多く報道されるようになりました。

インフルエンザハラスメントとは、インフルエンザだと診断されて休みたいと申し出たにも関わらず、「インフルエンザなんかで休もうとするな!」と言われて休ませてもらえなかったり、「どうせ仮病でしょ」「やる気がないなら来なくていい」など、心ない言葉を投げかけられるなどの嫌がらせ行為のことを指します。

こういったハラスメントが起こる背景として、職場の人員不足が原因として挙げられると考えられていますが、インフルエンザは強い感染力を持つ感染症の一つです。

それなのに、無理矢理に出勤させて、感染者を増やしてしまう方が、結果的には人員不足に陥ってしまうので本末転倒になるかと思いますが、その時の状況だけを踏まえて発言をしてしまうために、こういったハラスメントが起こるのではないかと考えられます。

 

 

インフルエンザハラスメントの事例

ここでは、インフルエンザハラスメントの事例についてご紹介します。

  • インフルエンザだと診断され、休みたいと電話をしたのに、上司から「ふざけるな!そんなことで休むなんて許すわけないだろ、すぐに出社しろ!」と怒鳴られた
  • インフルエンザで休みたい旨を伝えたところ、「これだから若いやつは軟弱だから困るのよ」と嫌味を言われた
  • インフルエンザで欠勤した翌日に出社したところ、「みんなに迷惑かけて」「本当に足手まといなやつだな」と散々文句を言われた
  • インフルエンザに罹ったことを伝えると、「体調管理ができてないんじゃないか」「社会人なら、罹らないように予防するのが当たり前だろ!」と怒鳴られた

上記のように、インフルエンザに罹ったために欠勤を申し出ても休ませてもらえなかったり、それに対して嫌味や文句を言われて、精神的苦痛を与えられるような嫌がらせ行為がインフルエンザハラスメントに該当します。

権力を利用して、上から圧力をかけて怒鳴りつけたり、体調不良を訴えているにも関わらず、無理矢理に出勤させるような行為は、パワハラにも該当するといえますね。

 

パワハラの詳細はこちらに記載しております。

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インフルエンザハラスメントの対処法

ここでは、インフルエンザハラスメントの加害者にならないための対処法についてご紹介します。

 

インフルエンザに罹ったことを責めない

インフルエンザなどの感染症は、予防接種をしたり、食生活や睡眠などの体調管理に気を遣っていても、罹ってしまう時は罹ってしまいます。

特に、お子さんがいらっしゃるご家庭などは、子どもがインフルエンザに罹ったことによって、その次に母親が罹り、父親が罹り…といった、集団感染に陥りがちです。

そういった不可抗力がある中で、「体調管理がなってない!」だとか、「どうせ仕事をしたくなくてインフルエンザなんて嘘を言っているんだろう」と心ない言葉を投げかけたりすることは、ただの嫌がらせでしかありません。

そのため、人手不足で体調管理に気を付けてほしいと思っていたとしても、過剰に責めてしまうとハラスメントになりますので、注意する程度に留めておきましょう。

 

人手不足でも、無理に出勤させずに全体をみて判断する

人手不足だと、一人でも人数が減ってしまうと業務にはかなりの痛手だとは思います。

しかし、人手不足だからといって、インフルエンザだと診断されているのに無理に出勤させてしまうと、その他の健康な社員もインフルエンザに感染してしまう可能性があります。

インフルエンザは、非常に感染力の強い感染症です。

そのため、一時の人手不足のことだけを念頭に置いて出勤させてしまうと、集団感染を引き起こし、本来ならば一人の抜けで済んだのが、何人もの業務量を残っている人員だけでカバーすることになってしまいます。

そのような事態を防ぐためにも、感染症などの人に移る病気の時は無理に出勤させないようにすることが重要です。

また、社内体制が整っていない場合には、社内の相談窓口などで相談して、改善してもらうように打診してみるのも一つの手段といえます。

 

 

インフルエンザハラスメントの解決策

ここでは、インフルエンザハラスメントの解決策についてご紹介します。

 

信頼のできる上司に相談する

インフルエンザハラスメントが起こった場合には、まずは信頼のできる上司に相談してみましょう。

特に、直属の上司からハラスメント行為が行われた場合は、その上司よりもさらに上の立場の人に相談することが重要です。

そうすることで、その行為がハラスメント行為だと認めてもらえれば、個別に呼び出して注意してもらえたりと、改善のために対応してもらうことに繋がります。

 

社内の相談窓口に相談する

信頼のできる上司に相談しても改善しなかった場合や、そもそもの社内体制に問題がある場合には、社内の相談窓口に相談するのも一つの手段といえます。

社内の相談窓口に相談する際には、一人で相談に行くよりも、信頼のできる上司や、同じ対応をされたことがある同僚などの人と一緒に行くこと、またはハラスメントをされた際の証拠などを持って相談しに行くと、スムーズに対応してもらいやすくなります。

 

 

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