神戸市東須磨小の事件について、学校側の今後の対応についてです。

無理やり激辛カレーを食べされるなど、後輩の教師にいじめを繰り返していた4人の教師。保護者への説明会では動画にショックを受けた児童への対応として給食のカレーを一時、中止することや動画が撮影された家庭科室を改修することが発表されたほか、加害教師4人の謝罪コメントが読み上げられました。(ANN)
東須磨小学校の今後が大丈夫ではない理由①
給食のカレーを中止することは、更に子どもたちの学校の楽しみを奪う
動画にショックを受けた児童への対応として給食のカレーを一時、中止することを発表したとのことですが、これを、議論し決定したって頭大丈夫ですか?
いや、まじで。
問題の発覚後、児童4人が登校できなくなり、そのうち2人は現在も休んでいるそうです。
子どもたちの中には、小学校生活において、給食の時間を楽しみにしている子って多いですよ。それに、カレーって子ども大好きじゃないですか。
だいたい、今回の事件って、カレーのせいじゃないでしょ。
家庭科室を改装することが、子どもたちの心のケアではなく、関係者がいなくなることが、最も子どもたちの心のケアにつながる。
また、学校は、児童の心のケアに取り組むとして、いじめが行われた家庭科室を改装するなどを検討しているとのことです。
これも的外れですよね。家庭科室の存在が、子どもたちの心に大きな傷を負わせ、その存在を子どもたちから遠ざけるという理論ですか。
それであれば、この事件に関わっている加害教員4名、前校長、現校長の存在が、最も根本的な原因であり、子どもたちの心に大きな傷を負わせたわけですよね。
また、カレー動画の件にしても、メディアやネットが大きく取り上げ続ける理由は、学校側が隠蔽していたことや、加害教員の氏名・顔画像の好評、処罰を明確にしないため、情報が蔓延し続けるわけなのです。
東須磨小学校の今後が大丈夫ではない理由②
相談したものの隠蔽しようとしたりするくらいですし、発覚してからの対応も、驚くべき対応の遅さです。
本当にお役所仕事ですね笑。公務員様は。
上記記事に書きましたが、結局解決できるのは、警察・司法なのです。
委員からの「(加害教員に)期末手当や退職金も出るのではないか」との指摘に対し、長田教育長は「(市民の)理解はなかなか得られない。懲戒処分をできるだけ早急に厳しく行っていくことが求められている」と強調。「今回の悪質な卑劣極まりない行為だけでも事実認定ができれば、前倒しで懲戒処分を行うことも十分念頭に置いて対応する」と述べた。
(神戸新聞NEXT)
加害教員が悠久扱いというのが、本当に信じられません。期末手当や退職金も出ようものなら、被害者・東須磨小の子どもたちだけでなく、国民の怒りすごいでしょう。
長田教育長様も、「懲戒処分をできるだけ早急に厳しく行っていくことが求められている」と述べましたが、口だけじゃなく、実行できれば良いですね。
早急にできるだけ厳しくが、世間の感覚とズレていないことを望みます。
被害教員、東須磨小の児童の救済、および、社会の望むシンプルな解決策
給食のカレー中止とか、家庭科室改修とかじゃなく、解決策としては、
- 加害教員へは遡って懲戒処分
- 加害教員の刑事・民事罰
- 神戸方式人事廃止
- 前・現校長の懲戒処分
- 東須磨小の全教員配置転換
といったことが、今月中には実施の目途が立ってほしいものです。
これは、教師、校長、教育委員会、文科省といった組織系統の問題ですよね。
だから、公務員や国が叩かれるのです。
すぐに動けないなら、教育委員会も文科省も解体してしまえばいいのです。

ハラスメント規制法が施工されますが、結局、効力に疑問視があるのも、こういうところなのではないでしょうか。