生徒にわいせつな行為をしたとして、秋田県教育委員会は特別支援学校の30代の男性教諭を18日付けで懲戒免職処分とした。
懲戒免職処分となったのは、秋田県立の特別支援学校に勤務する30代の男性教諭。秋田県教育委員会によると、男性教諭は9月上旬、生徒1人の体に触れるわいせつな行為をした。
その後、生徒が保護者に相談し、保護者が校長に被害を訴えたことから行為が発覚。
校長の聞き取りに対し男性教諭は行為を認めた上で「被害生徒と保護者に深い傷を負わせて申し訳ない。他の生徒や学校にも迷惑かけた」と話している。
一方で、県教委は「被害生徒の特定につながる」として、男性教諭の行為の詳細や勤務していた学校名などを明らかにしていない。
なお、県教委は男性教諭が勤務していた学校の校長を訓告、教頭を厳重注意としている。
(秋田テレビ)
今度は秋田の特別支援学校の教師によるわいせつ事件です。
学校でのセクハラは、スクールハラスメントと定義されます。
セクハラについて詳しくはこちらをご覧ください。

スクールハラスメントについてはこちらです。

わいせつ行為 スクールハラスメント・セクシャルハラスメントの内容は?
秋田県立の特別支援学校に勤務する30代の男性教諭が、9月上旬、生徒1人の体に触れるわいせつな行為をしたとのことです。
その後、生徒が保護者に相談し、保護者が校長に被害を訴えたことから行為が発覚し、校長の聞き取りに対し男性教諭は行為を認めた上で「被害生徒と保護者に深い傷を負わせて申し訳ない。他の生徒や学校にも迷惑かけた」と話しているとのことです。
これだけでは、行為の内容は特定できず、軽度なものとも想像できますが、本人にとっては、大きな心の傷となるでしょう。
秋田の特別支援学校はどこ?わいせつ教師はだれ?
県教委は「被害生徒の特定につながる」として、男性教諭の行為の詳細や勤務していた学校名などを明らかにしてません。
そのため、秋田県のどこの特別支援学校なのかや、男性教諭の氏名や顔画像の特定はできていません。刑事・民事事件にはなっていないようなので、特定は困難かもしれませんね。
教育委員会の取った対応とは?
秋田県教育委員会では、今回のハラスメント被害の報告を受けて、加害者である特別支援学校の30代の男性教諭を18日付けで懲戒処分としています。
ハラスメントの事件に関してですが、周知されている事件の中で、委員会側がこれほど迅速に、かつ適切な対応を行っているのは今回が初めてではないでしょうか。
秋田県の学力が高いことも影響しているのか?
秋田県では、小学生の全国学力テストで、すべての科目において全国1位をキープし続けています。
全国1位をキープし続けられるほど、子どもの学力向上および教育指導に力を入れているのであれば、それを侵害する存在となる教師を野放しにはしないのではないでしょうか。
今回のような対応を一早く下せたのは、背景として、教育に厳しく、そして真摯に取り組む教育委員会の熱意が隠されていたのかもしれませんね。
最後に
教育の場である、学校の中で、それも、立場を利用して、このようなハラスメントを行うことは決して許されることではありません。被害にあった方は、一生の心の傷となります。
秋田県教育委員会は特別支援学校の30代の男性教諭を18日付けで懲戒免職処分とし、校長を訓告、教頭を厳重注意としているとのことなので、秋田県の教育委員会は、他の事例よりは、適切な対応を取っているのではないかと思います。