告ハラとは?意味や事例は?対処法とは?告白ハラスメント

ハラスメントの種類と解決策
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告白ハラスメントとは、好意を寄せている異性に対して、気のある素振りやデートに誘うなどのアプローチも何もしていない状態で、相手に告白することによって不快感を与える行為のことを指しています。

真剣に好きな想いを伝えようと勇気を出して行った告白という行為が、相手にとっては不快感を与える迷惑行為として受け取られてしまうと考えると、とても悲しいですよね。

しかし、こういった告白ハラスメントに該当する行為は、増加しているのが現状です。

 

こちらの記事では、告白ハラスメントの判断基準や二次被害について触れながら、対処法、解決策について解説します。

 

 

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告白ハラスメントの判断基準

こちらでは、告白ハラスメントに該当するかどうかの判断基準についてご紹介します。

 

告白ハラスメントの判断基準は、個人の受け取り方によって大きく左右される

例えば、職場で一番イケメンだと言われている人から告白されたとします。

一般的には、イケメンから告白されたら嬉しいと思うかもしれませんね。

その場合には、この告白という行為はハラスメントには該当しません。

しかし、イケメンに興味がなく、恋愛対象にするかどうかはその人の性格に惹かれるかどうかで判断していると考えるとどうでしょうか。

この場合には、イケメンから告白されても無関心でいるか、告白されたことに対して疎ましく思うかの二択になります。

また、ハラスメントに該当するか否かは、自分と関わりがあるかどうかによっても左右されます。
これは、好感度という考え方に近いかもしれませんが、ある程度の関わりがあり、なおかつ、それほど悪印象を持たれていない場合には、告白という行為が嫌がらせ行為だとは思われない可能性が高いです。

しかし、全く関わりのない、もしくは、顔見知り程度の人から突然告白されたらどうでしょうか。
恋愛対象として見ていなかった相手から突然告白されると、かなり戸惑ってしまいますよね。

それが、自分の中ではあまり良い印象を持てない人だった場合にはなおさら、その告白を「重い」とか「気持ち悪い」「嫌だ」と感じるかもしれません。

そうなった場合には、この告白という行為は、ハラスメントに該当します。

 

罰ゲームや嫌がらせで告白する行為も当然ハラスメントに該当します

罰ゲームなどで全く関わりのない人、もしくは顔見知り程度の人に告白を強要することもハラスメントに該当します。

しかし、他人に告白を強要するという行為は、告ハラというよりもパワハラに該当するといった方が適切ですね。

全く関わりのない人、もしくは顔見知り程度の人から告白されただけでも戸惑うものですが、好意がないにもかかわらず、無理矢理に告白させられていたのだと考えると、気分も悪いですよね。

本来、告白は好きな人に勇気を出して自分の気持ちを伝えるという大切な行為であることを踏まえると、このような嫌がらせ行為は許せることではありません。

こういった無神経な嫌がらせ行為はしないようにしてほしいですね。

 

 

告ハラは、セクハラやパワハラに発展する危険もあります

告白ハラスメントの二次被害として、セクハラパワハラに発展する危険もあります。

例えば、仕事上の付き合いしかない上司から告白されたとします。

あまり興味や関心のない人から告白されたら、戸惑うほかにも、嫌悪感や恐怖感を抱くことも少なくないと思います。

ましてや、それが仕事上での付き合いがどうしても避けられない上司からとなると、断りづらさも増して、どうしたらよいのかわからなくなることが多いと思います。

 

それらを乗り越えて、勇気を出して丁重にお断りしたとしても、「君に拒否権はないよ。俺と付き合わないともっと仕事量が増えることになるよ。」や、「告白を受け入れないと、出世に響くけどいいのかな。」など、不当な条件をつきつけて告白を受け入れることを強要するという行為は、パワハラに該当します。

 

パワーハラスメントとは?厚生労働省の定義や訴え方・防止法について
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また、それが発展して、「なんでもいいから、とりあえず一回デートしようよ」から、「飲みにでも行って、その後ホテルでゆっくりしようよ」などと性的な行為を連想させる発言をする場合には、セクハラに該当します。

 

セクシャルハラスメントとは?行為事例と対策・防止規定について
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告白した人との関係性にもよりますが、こういった二次被害につながる危険性も考えると、どのように対応することが適切なのでしょうか。

 

 

告白ハラスメントの対処法

こちらでは、告白をされた側が個人でできる対処法についてご紹介します。

 

毅然とした態度で、はっきりと断る

自分よりも上の立場の人から告白された場合は、大変断りづらいかと思います。

しかし、相手に好意がない場合には、毅然とした態度で「すみません、恋愛対象としては見れません。」とはっきりと断ることが重要です。

ここで、変に我慢したり、「ちょっと今は仕事に集中したいので、すみません。」とやんわりと断ると、そこにつけこんで行為がエスカレートし、セクハラやパワハラにつながる危険性も容易に考えられます。

そうならないためにも、勇気を出してきっぱりと断ること、恋愛対象としては見ることはないことを伝えて、その意思を曲げないようにすることが重要です。

 

信頼できる人に相談する

告白された相手に対して、はっきりと断ることができないなどの悩みを抱えている場合には、一人で抱え込まずに信頼できる人に相談することも一つの手段です。

自分ではっきりと断れないのであれば、第三者から告白を受け入れる意思がないことを伝えてもらうことで、間接的にではありますが、自分の意思を伝えることができます。

もし、自分の意思を伝えた後もアプローチすることを止めず、セクハラやパワハラの二次被害に発展する場合があれば、社内の相談窓口に相談すると良いでしょう。

 

社内の相談窓口に相談する

これは、告白を断ってもさらに言い寄って来ることを止めない(行為がエスカレートする)場合や、セクハラやパワハラに発展した場合には、会社内にその被害状況を周知するためにも、社内の相談窓口に相談することが重要です。

また、社内の相談窓口に相談する場合には、今までのラインやメールなどのやりとりのスクリーンショットやコピー、発言を録音したものを提出できると、なお良いでしょう。

現状を解決したいと思うのであれば、上記のように嫌がらせ行為があったことを証拠として残し、提出することで、迅速に対応してもらいやすくなります。

 

 

告白ハラスメントの解決策

告白ハラスメントの解決策として、最も有効な方法は、「告白しない」ことです。

しかし、本当に好意を抱いている人に想いを伝えられないのは悲しいですよね。
ましてや、真剣な想いを伝えたのに、それに対して不快感を抱かれてしまうと考えると、益々悲しいですよね。

好意を抱いている人にアプローチするためには、いきなり、しかも玉砕覚悟で告白に踏み切るのではなく、しっかりと段階を踏んで、関係性を築くことから始めることが重要といえます。

どうしても、羞恥心や照れなどで関係性を築くことが難しい場合には、付き合ってもらうことを強要するのではなく、あくまでも誠実に、冷静に、真剣に想いを伝えること、断られた場合には潔く身を引くことを覚悟しておくことが、ハラスメントを防止するためには必要不可欠です。

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